離婚、財産分与の話、世間知らずな夫…
少々ややこしいかもしれませんが、読んで頂ければ嬉しいです…。
こちらでも話しましたが、主な分与対象は「家、車、預貯金」。
(※ちなみにこの時は家の評価額の半分を支払うと言ってましたが、ローンが残ってるので実際は「評価額-ローン残高」分の更に半分の金額でした)
その中で一番の問題は持ち家のこと。
簡単に言えば、「いま住んでいるこの家を売るのか売らないのか?」という話です。
結論から言えば、私が引き継いだとしてもローンを払っていけないので私が家を出ることになると思います。
であれば、夫がそのまま家に住み続けて義母と一緒に暮らしていく…。
これが妥当な話でしょう。
本当なら家を売ってそのお金で住宅ローンを返済し「残ったお金の半分」を頂きたいのですが、売る場合には問題が2つ。
「いつ売れるか分からない」ということ。
そして、「売れたとしてもローン分を返済したらほとんど利益が出ない」ということです。
そこはこっそり不動産屋さん(ネット)に査定してもらって知りました。
離婚するとなれば最終的には「不動産鑑定士」さんに依頼することになると思いますが、大体そんな感じらしいです。
なので話としてスムーズなのは「夫は家に残る」。
代わりに私は、「代償金や預貯金、車、家財道具などの資産の半額」を譲り受ける。
少なくとも見積もり的には合計で数百万円にはなります。
このパターンで良いと思ってました。
しかしそれを夫に話したところ、こんなことを言ってきました。
「預貯金の半額分以外は渡さない」と…。
つまり娘の親権を私が取り上げるなら、ほかのものはほぼ置いてゆけというのです。
そんな現在の預貯金なんて、家を建ててからはそこまで貯められてません。
その半分というのですから、別居しても2~3か月で資金は底をついてしまうレベルです。
もう開いた口が塞がらないというのは正にこういうこと。
仕事以外世間の一般常識を持ち合わせていない。それがこの夫です。
私も今回の財産分与のことなどはネットで調べて、浅いとはいえある程度は知ることができました。
そんな法律素人の私でさえ、「離婚の時に預貯金や車、家具などの資産を1/2で分与することができる」ということくらいは知っていました。
しかし夫はそれすらも知らなかったのです。
これが例えば夫が会社を経営していたり、サラリーマンでも年収数千万レベルというなら高額資産を築けたのが「夫の力」ということになる。
その場合なら財産分与の折半にはならないケースもあるようです。
ですが夫の年収は一般的な会社員の1.3倍ほどなので、ほぼほぼ1/2(折半)ルールになると思います。
そういうわけで、「もし裁判で争っても夫の言い分は通じないうえ、裁判費用も掛かるしもったいなくない。だったら素直に分けましょう」という話をしました。
すると夫は信じられない言葉を放ちます!
「お前は、俺や母さん(義母)から娘を奪って家を出ていくんだろ?」
「そのうえ財産まで持っていこうってのは随分と強欲だな」
「ほんと、お里が知れるよ」
こういう言い方はしたくありませんが“あの親にしてこの子”とはよく言ったもの。
今まで夫に口答えなどまともにしたことはありませんが、これはさすがに許せませんでした。
なので本当は出したくなかったけど、とうとう“例の件”に触れることに…。
毎回途中でごめんなさい、長くなるのでまた次回お話します。
まだまだ続きます。