呆れた言動、根本的に分かってない夫…
老人ホームに行くことも訪問介護を受けることを頑なに拒む義母。
その姿に夫も業を煮やし、とうとうこんなことを言い始めました。
「母さんがいつまでもゴネてたら進む話も進まないだろうが!」
「とりあえず1か月だけガマンしてくれって言ってるんだよ!」
「それも出来ないなら明日にでも老人ホームに行ってくれ!」
この発言は私も意外。
何だか切羽詰まってるというか、言い方に焦りのようなものも感じました。
でも何となく気持ちは理解できます。
なぜなら、「あまりにも義母が言うことを聞いてくれなければ、私が家を出て行ってしまうかもしれない!」
恐らくそんなことを夫は考えていたのだと思います。
しかし、そんな怒る夫をよそに黙り込む義母。
その様子をみた夫はさらにヒートアップし、義母にこんなことを言い放ちました。
「そもそも母さんがハナエに冷たい態度ばかりとってきたから、こんな状況(離婚話)になったんだろうが!」
「ハナエから今までの話は全部聞いてるんだよ!」
「母さんが悪いんだから、ここは折れて言うこと聞くのが当たり前だろ!空気読めよ」
それを聞いた私は呆れてしまいました。
そもそもこうなったのは、「夫が私に何の相談もなく義母を家に迎え入れたから」
これがこの離婚話に発展したトリガーです。
とりあえず義母に関わることが無くなるなら万々歳なので黙ってましたが…。
とはいえ、義母もここで簡単には引き下がらず、
「あんた、仮にも母親に向かってなんてこと言うんだい!」
と怒り出しますが、そのあといきなり義母のトーンが下がりました。
「あんなに一所懸命育てた息子にこんなこと言われるようになったら、あたしもお終いだね」
そう言うと夫に向かって、「わかった、訪問介護を引き受けるよ!ただし1ヵ月だよ」と静かに伝えました。
夫も「とりあえずそれでいい」と納得。
なんだか“お涙頂戴”の茶番劇を見たような感じでしたが、一旦とはいえ義母が訪問介護を受けてくれるようになって何よりです。
とにかくこの時の夫の会話を聞いて、あらためて離婚を切り出して良かったと思いました。
いまは約束通り、「半年間は離婚届を出すのを待つ」ということになってますが、間違いなく私の意思は変わらないでしょう。
なぜなら、もう夫への愛は薄れてしまっているから…。
なので実際に半年もガマンできるかは分かりません。
ただ、今は静かに就業と娘と二人で暮らす準備をしつつ淡々と家庭のことをこなすだけです。
あ、ちなみに訪問介護は来週からです。
それまでは不本意ですが、私と夫で一緒にお世話をすることになりました(現時点で既ににしています)
とはいえ必要最低限なこと以外、義母とは口をききません。
これはどうしても譲れないので夫には理解してもらってます。
ということで一通り離婚に関する話は落ち着きました。
が‥‥、これで済まないのがこの家庭!
今度は不仲とかではなく、逆に「夫の行動」がなんだかおかしくなってきました。
これについてはまた次回お話しますが、態度が極端すぎて気持ち悪いという話です。
続きます。