義母の大嘘が炸裂 - アラフォー「はなえ」の生きる道

義母の嘘

帰宅した夫が夕食時なのに娘がいないことに早速気付き

呼んでも部屋から出てこない状況なのを義母が伝えると

夫は『どういうことだ？何があったんだ？』と

娘の部屋に向かいドアをノックし『入るぞ』と断りもなく侵入

夫のこうしたガサツで無神経な性質は母親譲だなと思った。

でもこの時は私には何もできないから助かったかもしれない。

何があったか娘から事の顛末を聞いた夫は『くだらねぇなぁ…』と

リビングに戻ってくるなり自分の母親に向かってこう言いました

『母さんがなおしてやった財布が気に入らないみたいだよ』

『財布を見せてもらったけど確かにありゃひでぇよ(笑)』

『あんなに泣きはらした顔になって相当ショックなんだろう』

そう言われたことに義母は憤慨した様子でこう言い返す

「そんなわけないじゃない！なおして使えるようになったわ」

その返しを受けて夫はさらに追い打ちをかける

『あんな財布じゃもう人前に出せないし笑われるだろ』

『親の自分だって子供があんなの使ってたら恥ずかしいよ』

といった感じで母子で言い合いを始めた夫と義母。

はっきり言ってどっちも嫌いだけど…心の中では

『いけいけ！もっと言っちゃえ！』とこの時ばかりは夫を応援した。

事実を直球で言い放たれた義母は現実を突き付けられる

感動して泣いてたのではなく悲しくて泣いていたことを知り

自分のせいで孫を泣かせてしまったことにようやく気付く。

正直その光景を見てて清々するところもあったけど…

よくよく考えると娘への配慮がない発言だったとおもう。

娘からすれば“ばぁば”にそれを知られたくなかったはず…

それを知られることで変な気まずさも生まれるだろうし。

そして義母は現実を知り一瞬落ち込んだ様子に見えた

だけど夫はそこでさらに追撃をしていく…容赦がない。

この男はとことん悪魔だとおもった。

『とりあえず母さんが直接謝って終わりでいいだろ？』

『呼んでくるから失敗してごめんって謝ればいいよ』

『こんなくだらねーことは早く終わらせようぜ』と

義母に娘への謝罪を要求し娘を呼び出しに行く夫

そんなに事態の終息を急ぐ必要があるのだろうか？

もう少しくらいそっとしておいてあげればいいのに…

っていうか謝らせても話はまとまらないでしょ…と

あれこれ思っても下手に口出ができないわたし…

自分の無力さを痛感しつつ見届けるしかなかった。

そして本当に娘を部屋から呼び出し連れて来た夫

娘はなぜ突然“ばぁば”の前に連れて来られたのかと

状況を理解できない様子で黙ったまま義母と対峙する。

義母は謝るのだろうか？と緊張のなか義母が口を開く

「ばぁばは頑張ってなおしたんだけどごめんね…」と

意外にも素直に謝ったことに驚いたけど次の瞬間

続けてとんでもない大嘘を炸裂させた。

「でもこれは全部ハナエママのせいなのよ…」

「ママが修理の材料を間違えちゃったからなの」

と財布の修復失敗をいきなり人のせいにして来た義母…

わたしは間違えてない…依頼されたものをしっかり用意した。

さすがにこの無茶ぶりにはわたしも食い下がる

「どういうことですか？お願いされたものを揃えたはずですが」

「仮に間違えていたならなぜ仰ってくれなかったんですか？」

そう返すと義母は泣きそうな顔をしてこう言い返してきた

「間違えてたからもう一度お願いしようとしたわよ…」

「ていうかお願したわよね？絶対にしたわ！」

「でもアナタものすごく面倒くさそうにしたじゃない…」

「だから諦めて間違えた材料で頑張ったのよ…」

このように言われて唖然としました。

百歩譲ってわたしが用意した材料が間違ってたとしても

もう一度用意してなんてお願いは絶対されてない。

義母が口にまかせて嘘つくことはそれまでにもあった

でも今回のは嘘の壮大さに絶句するしかなかった。

そして、この義母の嘘を嘘と証明できる材料もない。

実際に夫は『おまえは母さんに冷たいもんなぁ…』と

義母の証言を疑うこともなくすんなり受け入れていた。

娘も「ばぁばありがとう、ごめんね」と泣きだす始末。

義母の嘘が事実として認識されてしまったことが

本当に悔しいし腹立たしい…。

でもここで言えて…スッキリした。

こちらの悩みもなかなか強烈ですね⇒嫁姑問題

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