私は奴隷じゃない!
心無い夫からとりあえず
週末4~5時間の外出許可が出た。
あとは姑にも外出の件を話さなければならない。
間違いなく嫌味を言われるだろうから
それを考えるだけでも疲れる。
でもあの男と完全に決別するためには仕方がない。
我慢するだけ。
そう心に決め姑に話しかけた…
私:「すみません、お義母さん。今週末ですけどお友達と会う言事になったのでお昼過ぎから出かけます」
私:「なので申し訳ありませんが、何かあれば〇〇さん(夫)にお願いしてください」
そう言うと、なぜか姑は黙ったまま何も言ってこない。
どうしたんだろう?珍しい。
すると2~3分ほどしたところで口を開いた…
姑:「はなえさん、あなたにはもう我慢できない!」
姑:「〇〇(夫)がコロナに感染してようやく戻ってきた途端に外出ですって?馬鹿なの?」
姑:「もしあなたが出かけて感染でもしたら誰が私の食事とか作るの?まさか〇〇(夫)にさせるなんてこと考えてないわよね」
まったく親子そろって同じようなことを言う。
まあカエルの子は蛙ってこと?
だけどすでに夫からは許可は取れてるから
ここはさすがに引けない。
私:「ごめんなさい、ほんとに何年かぶりに会う友人で…。今回のタイミングを逃したら次いつ会えるか分からないんです」
私:「感染対策も充分にします!彼(夫)にもそのように説明して理解してくれたので許していただけませんか?」
あぁ、本当に疲れる。なんで外出するだけでここまで言われて我慢しないといけないのだろう…。
姑は私のことを完全に召使いか何かとだと思っているのだろう。
でも私はあなたの奴隷じゃないの。
あなたの息子の妻で
娘の母親なんです。
同じ母親ならそこは理解してほしい
けどこの人にはそんな意識はまったくない。
すると姑はこう言い放った。
姑:「あなた、もし出かけてコロナに感染でもしたら家を追い出しますから!」
絶句。とうとう家を追い出すって言ってきた!
こんな言い方は失礼なのかもしれないけど
介護の必要があるとはいえ数か月前にこの家に来て
それで私を家を追い出すと?
これには流石に私も我慢しきれず
思わず言ってしまった。
私:「すみませんお義母さん。失礼ですが、この家は私と夫がお互いに働いてお金を貯めて建てた家です。なので追い出すなんて言われる筋合いはありません」
すると姑は信じられない言葉を放つ。
姑:「あなたね、一緒に働いたっていうけどお金を多く出してるのって〇〇(夫)のほうでしょ?だったら殆ど〇〇のものじゃない!」
この人は何を言ってるのだろう。
どっちが多くお金を出そうと
基本的にこの家は私と夫の二人の資産になる。
だからそんな言い分はまったく通らない
って知らないのだろう。
ただ、いまはそんなことを言い合ってる場合ではない。
後々いくらでもブーメランを返せるので言い返したいところではあったけど、我慢して「分かりました」と答えた。
そういうことで何とか夫と姑から
週末外出の許可が出た。
あとはあの男(店長)に連絡するだけ。
もちろん会いたくはない。
でも仕方ないのでこれから連絡してみる…。