不倫のはじまり。
わたしは吉田英恵(仮名)、39歳の主婦です。
結婚して14年になり今年10歳になる娘がいますが、1年前から不倫をしています。
相手はパート先のスーパーの店長。
相手も既婚者なのでW不倫です。
店長がわたしに好意を向けていることはスーパーで働きはじめた当初から気付いていました。
何かと気にかけてくれていたし、他のパートさんたちに対する態度とは明らかに違っていたんです。
オブラートに包むことなく言ってしまえば、わたしのことを“女として見ている”と感じていました。
そんな店長の態度や姿勢にわたしもだんだんと店長を男性として意識するようになり
休憩時間や退勤時にちょこちょこ休憩室で会話したり
やがてちょっとした相談までするようにもなっていきました。
当時、さまざまな夫婦問題が顕在化してきた時期でもあり
思い悩んでいたわたしにとって話を聞いてくれる店長はとても救いとなる存在でした。
また、髪を切れば『若々しくなった』、ネイルをすれば『きれいなった』、そんな風にわたしの変化に気づき褒めてくれる店長へ
わたしからも好意を抱くようになりました。
そして、わたしが働き始めて3カ月ほどしたころ
パート先の親睦会のようなちょっとした集まりがありました。
この時からわたしと店長のW不倫がはじまることになります。
店長、社員さん、パートさんなど7,8名で場所は居酒屋でお座敷の席でお酒も入りだんだんと盛り上がっていきました。
パートさん達はほぼ主婦、家事があるからと早めに帰宅する人もいるなか
わたしは気持ちよく飲んでお喋り。
そうこうしているうちに店長の隣に
お酒の勢いもあってかいつも以上に踏み込んだ会話をしていました。
ただ、まわりから変に見られないようにと互い意識して気は張っていました。
店長もお酒がまわってきたせいか、いつもの紳士的な雰囲気とは少し異なり
大人の男性の色気を感じさせるような別の顔が見え隠れしていました。
わたし以外のパートさん達は帰宅し、他の社員さんたちが愚痴を言いながらへべれけになっているなか
わたしと店長は二人の世界にはいりはじめます。
そして、店長がちょこちょこと髪に触れてきたり、腰回りに触れてきたり、ボティタッチが激しくなっていきました。
そんな状況にわたしはゾクゾクしてしまっていました。
そのサインを感じ取ったのか、大胆にも店長はわたしの内ももを指でなぞるように触れてきました。
その瞬間に自分の中で何かがはじけたのが分かりました。
内に秘めていた淡い期待が、明確な欲望へと変貌を遂げたのです。
お開きの時間となり、『もう一軒行きましょう』と社員さんたちに誘われるなか
『今日は帰宅しなきゃならない』と店長がその場を解散へと促しわたしへ目配せ。
お店を出てから周辺をウロウロしていると近くのホテルで落ち合うよう店長からの連絡が入り、ホテルへ向かいました。
エントランスで店長が待っており、『この部屋でいいかな』と聞かれるもわたしはただうなずくことしができず
受付で支払いを済ませると部屋へと直行しました。
この時まで、わたしの人生に浮気や不倫は一度もありませんでした。
だから不安も大きかったのですが、それ以上にドキドキしていました。
部屋に入ってからのことは、ここに書かずとも容易に想像できる展開です。
私と店長のW不倫はこうしてはじまったのです。